高血圧、糖尿病は動脈硬化の原因になります

動脈硬化とは、身体のいたる所に酸素や栄養素を運ぶ役目を担っている動脈血管が何らなの理由で弾力性を失い硬くなった状態のことです。血管内にさまざまな物質が沈着してしまって血管の内径が狭くなり、血液の流れが滞る状態になってしまいます。
動脈硬化には3種類の状態があります。粥状硬化、細動脈硬化、中膜効果があります。病的には粥状硬化と細動脈硬化が大きな影響を与えます。
動脈硬化になる、原因は高脂血症や、高血圧、糖尿病、ストレス、喫煙、肥満、運動不足、遺伝的な要素があります。特に高血圧、糖尿病は大きな危険因子になります。動脈硬化が脳で起きれば、脳梗塞、脳出血等の脳血管障害が起こり、心臓の冠状動脈で硬化が起きれば、狭心症や心筋梗塞になります。冠状動脈は心臓に重要な酸素や栄養素を運んでいます。心臓への血液量が減少すると運動時に胸部の痛みや息切れを感じるようになります。この症状が出るのが狭心症です。さらに冠状動脈が閉塞状態になり、血栓で完全に詰まってしまうと心筋梗塞です。心筋梗塞状態が続くと命にかかわります。また、大動脈に動脈硬化が進むと、大動脈にこぶが出来て徐々に大きくなり、大動脈破裂などの命にかかわる症状になります。動脈硬化にならないためには、高血圧や糖尿病を直しことが有用です。高血圧は特に血管を傷つけ、糖尿病は血管を弱くします。
一定の年齢になったら、血管の状態を検査することが有効です。動脈の硬さを検査する方法はCAVI検査といい、仰向けに寝た状態で両腕と両足の血圧と脈波を測定して結果を出します。測定時間は通常5分程度です。結果もすぐに出ますし、検査に伴う苦痛もありません。動脈の状態として、固さ、つまり状況、血管年齢が分かります。